「まごチャンネル with SECOM」とは?

プカ太郎:今回は「まごチャンネル with SECOM」というサービスについて、お話をお伺いしたいと思います。まず、サービスの概要についてお話をお伺いできますでしょうか。

村雲さん:はい。「まごチャンネル with SECOM」は、「たのしい、みまもり」がコンセプトの高齢者向けの見守りサービスです。駆け付けサービスや工事はなく、お客様のテレビに接続するだけでご利用いただけるライトなサービスとなっております。


「まごチャンネル with SECOM」本体に環境センサーを付けた様子

プカ太郎:具体的な使い方についてお伺いしてもよろしいでしょうか。本体はかわいいおうち型ですが、こちらをおうちにどのように設置するのでしょうか。それから、配線とか難しかったりしないんでしょうか。

滝島さん:本体と電源コード、映像端子をそれぞれつなげ、初期設定を行うだけでご利用いただけます。親御様側は、お子様側がアプリから送信した写真や動画をテレビで見て、お子様やお孫様の様子を知ることができます。親御様が写真や動画を見るとお子様側のアプリに「見たよ」と通知が来て、元気に暮らしている様子がわかります。また、本体についている環境センサーを通じて、親御様のお部屋の温湿度がお子様側のアプリでわかるため、「ゆるやかな見守り」が可能となっています。

 

アプリの実家のライフログ画面(イメージ)

プカ太郎:さりげなく、ゆるやかな見守りですね。

 

「たのしい、みまもり」がセコムらしさ

プカ太郎:キャッチフレーズが「みまもり」なのに、楽しいことや嬉しいことを共有するというところが新しい側面だなと思ったんですけども、これをどうして、この「まごチャンネル with SECOM」に入れようと思ったんでしょうか?開発のお話などお伺いできますでしょうか。

滝島さん:「まごチャンネル with SECOM」は、セコム1社だけで開発したものではないんです。セコムは「オープンイノベーション」に力を入れていて、社内に「オープンイノベーション」に専属で取り組んでいる部署があります。スタートアップ企業などの様々な企業、学生のインターンシップなど外との関わりをたくさん持っている部署です。その取り組みの中で、「まごチャンネル」を開発したスタートアップ企業「株式会社チカク」様に出会い、「セコム・ホームセキュリティ」を利用する前の方々に向けて、新しいサービスの提供を目指して取り組みを始めました。もともと「まごチャンネル」にも見守りの要素はありましたが、環境センサーを追加することで見守り機能を強化できました。チカク様とセコムが協業することで、「たのしい」だけでなく、お部屋の環境も把握でき、より質の高い見守りを実現する商品となりました。

プカ太郎:なるほど!「みまもり」をプラスしたところが、セコムさんらしさという感じですね。

 

ヒートショック対策の側面とは?

プカ太郎:セコムさんといえば防犯とか、セキュリティっていうイメージがあって、お固いイメージというか・・・。その中で、「まごチャンネル with SECOM」は、どちらかというと家族のきずなを深めるといったソフトなイメージですよね。「まごチャンネル with SECOM」には環境センサーがついていて、親御様の様子を確認することができるというお話を伺いましたが、ヒートショック対策につながるポイントについてお伺いできますでしょうか。

滝島さん:普段離れて過ごしていると、親御様のお部屋の様子はなかなか分からないものですよね。このサービスではアプリを通じて、親御様の部屋の状況(温湿度)がわかるので、寒いままの状況をアプリ上でお子様側が知った時に、「暖房使ってる?」などの促しができ、ヒートショック対策に利用することができます。


アプリによる室内モニター画面(イメージ)

プカ太郎:そうですね。ただ電話して「温度大丈夫?」と聞くだけだと、親御様側から「大丈夫、大丈夫」って言われて終わっちゃったりとかしますからね。

滝島さん:そうですね。お子様が親御様に対して「親の変化」に気付き、何かアプローチするきっかけになればいいかなと思っています。

 

駆けつけサービスのないライトな「セコム」

プカ太郎:異常信号を受けた警備員さんが駆けつけるといったサービスとはちょっと違って、警備員さんが来るサービスはないというふうに伺っているんですけども、いうなれば「ライトなサービス」ですよね。サービスをライトにした理由などはありますか?
滝島さん:セコムというと「駆けつけ」のイメージが強いですが、一方で「まだ早い。工事までしてやらなくていいよ」と親御様から言われてしまうと、途端に提供できるものがなくなってしまいます。「セコム・ホームセキュリティ」をご利用される前の段階で提供できるサービスがあるべきという課題は以前からありました。そんな中、先ほどご紹介した、株式会社チカク様と出会い、共同開発に至りました。

プカ太郎:そうなんですね!ところで、「まごチャンネル with SECOM」はどういった方にお使いいただきたいサービスなのでしょうか。

滝島さん:親御様側は介護状態でない元気な方が多く、お子様は現役で働かれていていらっしゃる方が多いです。

プカ太郎:親御様もお子様がまだ若いということで、親御様もまだまだ元気で若い方々ということですね。

滝島さん:ご家族様は、30代~50代ぐらいの方が多いです。

プカ太郎:なるほどわかりました!

 

親御様側・お子様側それぞれの思惑

プカ太郎:シンプルな機能の「まごチャンネル with SECOM」ですが、サービスの中でユーザーさんから好評なサービスはなんですか?

滝島さん:まず、親御様側からすると「実際に会わなくても、お孫様の成長の様子をテレビで見ることができる」点がご好評いただいています。実際に会えなくても、近くにいるような距離感を感じられるのが嬉しい、という声をよくいただきます。お子様側は、親御様側との距離を保ちながら、「以前、運動会の写真送ってくれたけど、あんな大きくなったのか!」とか、「徒競走は何位だったんだ?」とか、共通の話題でコミュニケーションのきっかけになる点がご好評いただいています。たのしいやり取りをしながら、一方で見守りにもなっている、それもカメラや駆け付けのような見守りではなく、「まごチャンネル with SECOM」の仕組みを通じてゆるやかに見守ることができる点が安心感に繋がっており、ご好評いただいています。
まだ「見守り」は必要ない?でも・・・

プカ太郎:さきほど、お子様も親御様もまだまだ若い世代の方がターゲットだとお伺いしました。そのようなお客様がこの「まごチャンネル with SECOM」を導入されるきっかけというのは、どのようなケースが多いでしょうか。どのようなことが「見守り」というところに踏み込むきっかけになるのでしょうか?

村雲さん:はい。 きっかけはいろいろあると思いますが、この「まごチャンネル with SECOM」では過干渉な見守りをするわけではないので、「ちょっと親の様子が心配だなあ」とか、「手軽に始められる見守りがいい」などといったきっかけで始められる方もいらっしゃいます。あとは、「心配なので親に毎日電話をしています」という声も聞いたことがありますが、やはり毎日電話をするというのはなかなか大変ですよね。そういうちょっとしたお悩みから「まごチャンネル with SECOM」をご利用に至るケースが多いです。

プカ太郎:なるほど。 そういった理解のある親御様とか、その双方の意見が合致するっていうケースはいいと思うんですけども、「いやうちまだいいよ」とか、結構親御様に反対されるケースとかあると思うんです。そういったケースは何がきっかけでご利用開始に至るのでしょうか。

滝島さん:嫌がられるケースは「まごチャンネルwith SECOM」に限らずよく聞きます。「まごチャンネルwith SECOM」は、テレビのリモコン操作だけなので比較的簡単な操作ですが、それでも嫌がる方はいらっしゃいます。説得にはお子様たちの様々な工夫がありますが、「まごチャンネル with SECOM」で言えば、親へのプレゼントとして実家に持参し、実際にテレビに孫が映る様子を見せると、そこでうれしくなりお使いになる・・・という流れはよく聞きます。

プカ太郎:やっぱり「子はかすがい」じゃないですけど、「孫はかすがい」みたいなところもあるんですかね。

村雲さん:スマホの小さい画面が少し苦手な親御様世代の方でも、お孫さんの写真は見たいと思われる方が多いです。「ご自宅のテレビという大きな画面で、お孫様の写真を見ることができます」とご説明させていただくと、サービスを始めていただけるきっかけとなるパターンもございました。

プカ太郎:やっぱりテレビの大きな画面でお孫様の写真を見るというのは、結構ポイントなんですね。

滝島さん:「テレビ」は凄くポイントですね。ご高齢者はテレビ好きな方が多いですし、操作もシンプルなので、そのぐらいだったらやってみなよと、親御様にも説明しやすいのだと思います。

 

ユーザー様からの印象的なコメント

プカ太郎:ユーザーさんからいただいたコメントで印象的だったことはありますか?

滝島さん:ます、親御様視点では、コロナ禍でお子様たちと会う回数が減りとても寂しい思いをした、という方が多くいました。そんな中「まごチャンネル with SECOM」でご家族の様子を見られるので、「元気にしてるんだな」ということがわかり安心した、という声をいただいたことがあり、離れていてもつながっている気持ちになれる点が喜ばれています。お子様側は、アプリで親御様の温湿度状況を見ていたら、冬だけど室内が寒いまま、夏は暑いままで、熱中症の注意喚起などの通知がたくさん届いていたお客様がいました。心配になり「エアコン使いなよ」と、親御様に言ったにもかかわらず、エアコンを使わない方がいました。親御様に理由を聞いたところ、エアコンの故障が発覚したそうで、新しいエアコンに買い替えました、というお客様がいらっしゃいました。「一大事になる前に、親の変化に気が付けて良かった。」とお客様が仰っていたのが印象的でした。

プカ太郎:気づけて良かったですね・・・。やっぱり気づくきっかけがないと何も分からなそうですよね。すぐに行けない距離にお住いのお子様世代も結構多いでしょうしね。
滝島さん:離れて住んでいると、親御さんの変化に気が付きにくいですよね。

「楽しみつつ見守りができる」ことをもっと知っていただきたい

プカ太郎:「まごチャンネル with SECOM」、結構新しい感じのサービスライトな感じで、若い方が使って、今までにあまりないタイプだと思うんですけども、これからこのサービスをどのようにして行きたいと思いますか。

滝島さん:カメラがついたり、駆けつけがあったり、もっといろんな機能がつけばいいのでは、といった議論も今までありました。私の中では、このシンプルさが良さだと思っており、親子双方の負担感のない見守りに繋がっていると感じています。楽しみつつ見守りもできるという部分の良さをP Rしながら今後も展開できればと思っております。

プカ太郎:とても手軽に始められて、しかもお互いに邪魔にならない感じで。
滝島さん:工事不要というのはハードルが下がりますし、30代~50代がメイン層だとしても機械が苦手な方もいらっしゃいますので、とにかくコードを差して、初期設定さえすれば使用開始できるという点も広めていきたい大きなポイントです。

村雲さん:「セコム・ホームセキュリティ」を使った見守りサービスは、駆けつけがあるサービスですし、工事も必須となります。まだそこまで重いサービスを求めていないお客様もいらっしゃいますので、ライトな要素をもった「まごチャンネル with SECOM」サービスを引き続き広めていけたらと思います。

プカ太郎:今までにないタイプですよね。

村雲さん:そうですね。セコムとして駆けつけのないサービスは、シニア向けのサービスとしては初めてです。

 

ヒートショック対策に寄せる思い

プカ太郎:最後になりますが、セコムさんが「まごチャンネル with SECOM」を通じて届けたいヒートショック対策に関するメッセージがあれば教えてください。
滝島さん:やはり、見守りの第一歩にしていただきたいという点ですね。親御様の暮らしの様子を知る一歩として、「まごチャンネル with SECOM」を活用いただけたら嬉しく思います。

村雲さん:今回のプロジェクトのテーマである「あったか安心安全なおうちづくり」は、物理的なものを置くことだけがおうちづくりではないと思っていますので、安全・安心をつくる一助としてセコムの「まごチャンネル with SECOM」がお役立ちできれば幸いです。

プカ太郎:ありがとうございます。さらなる安心のためにさりげなく置いてさりげなく見守り。「まごチャンネル with SECOM」は見守りの第一歩として役立ちそうですね。
本日はありがとうございました!

 

*****「まごチャンネル with SECOM」のご紹介*****
https://www.secom.co.jp/mimamori/mago-ch/

 

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