フーハ東京が新しくなってパワーアップ! 

プカ太郎:実は、昨年1月にぴちょんくんに「フーハ東京」を隅々までご案内いただきました。お部屋のコーディネートが楽しくなる「risora(リソラ)」、小さなスペースも快適にしてくれる「ココタス」、最適な湿度を保ち快適な空間を作る「うるるとさらら」シリーズ・・・などなど。でも・・・今回来てみたらびっくり!大きくリニューアルされたんですね! 

藤井さん:はい!そうなんです。フーハ東京には大きく分けて住宅用の製品を展示している住宅ゾーンと業務用の製品を展示している業務用ゾーンとがあり、昨年10月、住宅ゾーンを大リニューアルしました。今までの商品を飾ることがメインであった展示から、より詳しくダイキン製品の中身を見れたり、触ってみたり、来館された方が体感して住宅製品全般を理解して頂けるようなショールームになりました。例えばダイキンエアコンの標準シリーズとフラッグシップモデルを比べた時に何が違うのか、どれくらい省エネになるのかも分かりやすくお見せできるようになっています。普通は機械は外側からしか見れませんが、ダイキンのこだわりは「中身」にもたくさん詰まっております。何で快適なのか、省エネなのか、ここでしか見れない特長を見ていただける場所となっておりますので、ぜひ沢山の方にお越しいただきたいです。 

 

日本の文化が開発のきっかけに。我慢しない「ココタス」 

プカ太郎:お風呂・洗面所コーナーでは洗面所や廊下など小さいスペース向けの空調「ココタス」が紹介されています。 

お風呂・洗面所コーナーの展示


小空間マルチカセットエアコン「ココタス」の展示

 

プカ太郎:狭いスペース向けの空調を開発したきっかけについて教えてください。 

藤井さん:海外では全館空調で家中暖かいのが当たり前なのに対し、日本では廊下、洗面所などの非居室の寒さや暑さは我慢するのが当たり前という文化です。でも、ヒートショックで亡くなられる方が交通事故で亡くなる方よりも多いといった事実もあり、ダイキンとして温度のバリアフリーを作りたいと考え、「ココタス」を開発することになりました。 

プカ太郎:たしかに廊下や洗面所の寒さは我慢しがちですよね・・・。ヒートショック対策として「ココタス」を検討される方も多いのでしょうか。 

藤井さん:そうですね、特に冬場の洗面所が寒いということをきっかけに「ココタス」を検討されるお客様もいらっしゃいます。リフォーム時「ココタス」を設置したら冬場に暖かくなった脱衣室に非常に喜んでいた、夏場のお風呂上がりに汗がすーっと引いてうれしい、などのお声をいただいており、今まで快適性を犠牲にしていた部屋が快適になって喜ばれるケースが多いです。また、ご自宅の全館空調を目指したい方でコスト面・ハード面から一度は断念されたものの、それでも非居住スペースに空調を導入したいと通常のエアコンと一緒に選ばれる方もいらっしゃいますし、キッチンやウォークインクローゼットへの設置を検討される方もいらっしゃいます。 

 

家具やインテリアのように家電を選

プカ太郎:フーハ東京さんでは新しい取り組みもあると伺っています。 

藤井さん:はい。ダイキンでは自由な発想で、感性のままに空間をデザインするブランド『The Art Line (ジ アートライン)』を新設しました。近年、ご家庭、商業施設などあらゆるところで生活の質を高めるという意味でデザインが重視されるようになり、家具やインテリアのように家電もデザインで選ばれる方が増えてきています。この「The Art Line」は、インテリアに溶け込む質感と色の「Blend(ブレンド)」、自然由来の豊かな素材感の「Natura(ネイチャー)」、伝統工芸調の美しいこだわりの質感を表現した「Art(アート)」の3種類からエアコンでは53種類、空気清浄機では7種類からお選び頂けます。また、こちらは現時点ではフーハ東京・フーハ大阪にご来館いただいた方のみご購入いただけます。 

プカ太郎:なんと!!!エアコンと空気清浄機がこれだけのデザインの中から選べるとは! 

藤井さん:この「The Art Line」は、ダイキン壁掛け形エアコンの中ではrisora(リソラ)」という薄型スタイリッシュエアコンと加湿空気清浄機「加湿ストリーマ空気清浄機(70タイプ)」の2機種からお選び頂けます。 

プカ太郎:すでにご相談にみえたお客様もいらっしゃるとか。 

藤井さん:はい。実際にご覧になったお客様は、こんなデザインのパネルがあるのかと驚かれております家庭用の壁掛け形エアコンでここまでデザインに凝って、多くの種類から選べるものはなかなかないと思いますので、注目されているのかなと思います。色ではなく、木目調、レザー調、漆調など、デザインからお部屋のイメージに合わせて選んでいただける今までにないシステムです。また、株式会社ヘラルボニー様とコラボデザインしたモデルも展示しており、こちらも実際に購入いただくことができます。 

 

おしゃれなだけじゃない「risora(リソラ)」 

プカ太郎:「risora(リソラ)」の機能面でのおすすめポイントは何かありますか? 

藤井さん:そうですね、奥行が185ミリで非常に薄型のデザインなのですが、それでも様々な快適機能が実しているというところが大きなポイントです。エアコンの風を送る際の気流制御もしっかりしており、本体から床に垂直に落ちる「垂直気流」で冬は足元から暖かくすることができ、夏は天井気流で人に直接風を当たりにくいように部屋を冷やしてくれます 

プカ太郎:なかなか心強いですね!
ところで、先ほど見せていただいた「risora(リソラ)」の着せ替え体験コーナー。ぼく、ちょっと自分のセンスに自信がなくて・・・。その場合はお部屋に合うデザインを相談したりもできるのですか? 

藤井さん:はい、お客様の好みやご希望のイメージなどをお伺いしたうえで、お客様にご提案することもできます。壁紙のサンプルもご用意していますので、ご自宅のイメージに近しい壁紙とフロントパネルを選んで組み合わせて撮影し、ご自宅でじっくり考えて納得するまでお試しいただくことができます。「risora(リソラ)」の着せ替え体験はフーハ東京一番の人気コンテンツなんですよ! 

プカ太郎:「似合わせ」をしていただけるんですね。細かいことも相談に乗ってもらえそうで安心しました!ぼくも試してみたいな。 

 

快適な室内環境のあくなき探究「うるるとさらら」 

プカ太郎:今回のリニューアルで、「うるるとさらら」の展示も大きく変わったようですね! 

藤井さん:はい、当社のフラッグシップモデルで加湿もできる「うるるとさらら」については、エアコンの中身をご覧いただきつつ仕組みをご説明し、ダイキンのこだわりや快適性を生み出す秘密などをお見せする展示に変わりました。 

温度と同時に湿度調節も大切ということから除湿もこだわっています。「うるるとさらら」は第5世代の除湿方法「さらら除湿 リニアハイブリッド方式」 で、状況によって除湿の方式を切替えてシーンに合わせた除湿を行えます。25年以上かけて除湿を進化させ、過去の機種と比べると取れる水の量も進化しています。 

プカ太郎:第5世代!?大きく進化していますね。 

プカ太郎:「うるるとさらら」の、お客様から好評なポイントはどういったところですか? 

藤井さん:フーハ東京にいらっしゃるお客様は快適さを追求されている方が多く、お客様の好みに合わせた快適さを実現するAI快適自動が好評です。併せて、起動後、安定運転時に消費電力を抑えて運転してくれる節電自動も好評です。 

 

予約なしでも予約ありでもどちらでもどうぞ! 

プカ太郎:ショールームって楽しそうだし、ちょっと気になった商品とかを気軽に見に行ってみたいなと思うんですけど予約が必要とか、考えてないものまでおすすめされそう・・・と思っている方も多いと思うんですけど、フーハ東京さんの場合はいかがですか? 

藤井さん:フーハ東京では、予約なしでのご来館、ご予約してのご来館またはオンライン相談の3種類からお選びいただけます。 来館予約が必須ではないので、自由に来館いただいてご覧いただくことも可能です。エアコンはどの位置につけるのがよいのか、この機能について詳しく教えて欲しい、おうちの図面を持ってきて相談したい、メーカーに相談してみたいという方には予約しての「空調相談」がおすすめです。  

プカ太郎:エアコン以外の展示もあるんですか? 

藤井さん:たとえば、太陽光発電を使って昼間にお湯をわかす「おひさまエコキュート」の展示やZEH(ゼッチ;ネットゼロエネルギーハウス)を目指すにあたり、高効率、省エネ性能の高いダイキン製品を選ぶとどれだけ貢献するかというのをわかりやすく見ていただける展示なども増えました。 

 

エアコン選びが変わる!?「しつど体感ルーム」 

プカ太郎:フーハ東京でぜひ体験してほしいポイントはありますか? 

藤井さん:業務用ゾーンにある「しつど体感ルーム」をぜひ体験していただきたいです。ダイキンは温度だけでなく湿度が体感に与える影響も考えています。エアコンとはエアーコンディショナー「空気調和」のことです。人間が快適に感じる四要素は、温度・湿度・気流・清浄度の4つで、湿度が室内環境に与える影響は大きく、加湿や除湿をすることでどれだけ環境が変わるを体感していただくお部屋です。  

プカ太郎:「しつど体感ルーム」を体験すると、エアコンの選び方が変わるかもしれませんね。 

 

ヒートショック対策に寄せる思い 

プカ太郎:ダイキンさんのヒートショック対策に寄せる思いをお聞かせください。 

藤井さん:冒頭でもお伝えしましたが温度のバリアフリーを作りたいとお伝えしたように特定の箇所だけでなく、その空間そのものを快適にしたいと考えていますヒートショックは住宅内の温度差で起こります。冬のお風呂、トイレ、脱衣室など非居室空間もあたため、家中の温度差を抑えることで緩和することもできるので、ココタスを含めたエアコン、または他の暖房機器などを活用も検討いただけると良いと思います。 

プカ太郎:ありがとうございます。「快適な室内環境は健康に直結する」と言われることも増えてきました。フーハ東京さんで改めて室内環境のこと、考えてみたいと思います。 

本日はありがとうございました。 

 

*****ショールームの詳細ご紹介*****

●フーハ東京
住所: 東京都新宿区西新宿2-4-1 新宿NSビル1F 
地図:地図はこちら 
TEL: 03-5325-1780 
営業時間: 10:00~18:00(入館は17:30まで) 
休館日: 毎週水曜日(年末年始・夏季休業)、 
新宿NSビル休館日:2月、8月の所定日曜日 
※都合により休業、営業時間の変更を行う場合があります。