研究の原点となった、40代の恩師のヒートショック

プカ太郎:海塩先生は「住宅内の温度環境と健康」を研究されていますが、そもそも先生がこのテーマに深く関わるようになった“きっかけ”は何だったのでしょうか?

海塩先生:実は、中学生のときに担任の先生が、ヒートショックで亡くなっているんです。40代でした。突然のことで、中学生だった僕らにとっても衝撃でしたし、ご家族の悲しみは本当に大きかったと思います。

プカ太郎:40代・・・。ヒートショックって「高齢者の話」だと思い込んでいる人も多いので、その年齢はインパクトがありますね。

海塩先生:そうなんです。家の中の事故って、病気のように少しずつ進んでいくわけじゃなくて、覚悟ができないまま一気に起きてしまう。そうすると、残された側は心の準備ができていないまま、突然向き合わざるを得ないんですよね。家って本来いちばんリラックスできる場所のはずなので、そこに潜んでいる危険を減らしたいと思ったんです。

プカ太郎:その体験が、先生の研究の原点になっているんですね。

海塩先生:はい。それ以来、「家の中で起きる事故をどう減らすか」を考え続けています。住環境のあり方次第で、防げるはずの事故はある。だからこそ、温度環境と健康の関係をデータで示して、対策につなげたいと思っています。

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盲点は朝と足元――家の中の温度差に注意

プカ太郎:世の中の多くの人が「ヒートショック対策=お風呂だけ気をつければいい」と思いがちです。先生の立場から見ると、家の中で他に盲点ってありますか?

海塩先生:ありますね。もちろん、脱衣所や浴室の寒さは大きなポイントです。服を脱ぐことで体が一気に冷えますし、浴室に入ったり出たりする中で温度差が生まれやすいので、ここは対策の優先度が高いのは間違いありません。一方で、「お風呂場だけの問題」と捉えてしまうと、盲点が残ります。

プカ太郎:盲点!教えてください!

海塩先生:ヒートショックの本質は“お風呂かどうか”ではなく、体が急な温度変化にさらされることなんです。だから基本的には「暖かい部屋から寒い部屋へ移動する」といった場面で起こりやすいのですが、例えば「布団から出た瞬間」や「同じ部屋の足元の冷え」みたいに、部屋の移動がなくても起こり得ます。

プカ太郎:なるほど!じゃあまず、その「布団から出た瞬間」って、具体的にどんなリスクがあるんですか?

海塩先生:例えば朝です。布団の中は温かいのに、出た瞬間の部屋が冷えていると、それだけで温度差によって体に負担がかかって、リスクになります。

プカ太郎:朝が盲点・・・。じゃあ、そこはどう対策すればいいんですか?

海塩先生:ポイントは「布団から出る前に部屋を暖めておく」ことです。夜寝るときに“切タイマー”を使う方は多いんですが、実は“入タイマー”も重要です。起きる少し前に暖房が入るように設定しておくと、布団の中と部屋の温度差が小さくなるので、朝いちばんのヒートショックによるリスクを下げられると思います。

プカ太郎:今日からできるやつですね、それ。

海塩先生:そうです。特別な工事もいらずに体への負担を減らせますし、朝寒くて布団から出るのが億劫な人にとっても有効だと思います。

プカ太郎:もうひとつ挙げていた「同じ部屋でも足元が冷える」っていう話も気になります。

海塩先生:はい。同じ部屋の中でも上下で温度差があることはよくあります。顔の高さはそこそこ暖かくても、床付近は冷えていて、足元が冷たいまま過ごしているケースがあるんです。足が冷たい床に触れるだけでも血管が収縮して血圧が上がることがあります。

プカ太郎:足元だけで血圧が上がる・・・こわい。

海塩先生:日本の家は靴を脱いで過ごす文化なので、どうしても足が冷えやすく、そこがヒートショックの“入り口”になりやすいんですね。だから対策としては、まず足元です。靴下やスリッパを履くだけでも違いますし、床からの冷えを減らすだけで、体に入ってくる刺激が和らぎます。簡単ですが、効果のある対策の1つになります。

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体感は当てにならない。「住めば都」の落とし穴

プカ太郎:先生のお話を聞いていると「自分では大丈夫と思っていても実は危ない」という場面が多い気がします。やっぱり、体感って当てにならないものなんでしょうか?

海塩先生:そうですね。私たちの調査でもよく出てくるのが、いわば「住めば都」現象です。同じ家に住んでいると、寒さや温度差にだんだん慣れてしまう。さらに言うと、人って自分の家のことを「ここが一番」と思いたいじゃないですか。

プカ太郎:わかります。住んでる以上、信じたい(笑)。

海塩先生:そうなんです。その心理もあって、客観的には寒い環境でも「意外とあったかいのかな」「うちは大丈夫」と感じてしまうことがあるんですね。でも実際に温度を測ってみると、思っている環境と全然違っていたりする。そこにギャップがあります。

プカ太郎:つまり「寒いと感じない=安全」じゃない、と。

海塩先生:はい。ギャップの大きさ自体は人によって様々で「何度くらいズレる」と一概には言いづらいんですけど、傾向としては若い方のほうが寒さを正しく認識できている気がします。一方で年齢を重ねると感覚が鈍くなることもありますし、同じ家に長く住めば住むほど慣れの影響も強く、高齢の方ほど「体感と実測のズレ」が出やすい印象はありますね。

プカ太郎:それ、けっこう怖い話ですね。「気づけない」ってことですもんね。

海塩先生:そうなんです。だからこそ、体感だけに頼らず、温度を測って“見える化”しておくことが大事になります。自分の感覚に頼らずに「今、何度なのか」を知ることが、ヒートショック対策の入口になると思います。

プカ太郎:“見える化”大事ですね!

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温度差が体に負担になるメカニズム

プカ太郎:さっきから「温度差が体に負担になる」という話が出てますけど、そもそも寒いと体の中では何が起きてるんですか?ヒートショックのメカニズムを、できるだけわかりやすく教えてください。

海塩先生:はい。ポイントは、寒さに反応して血管がギュッと縮むことです。体から熱を逃がさないように、特に手足などの末梢の血管が収縮します。

プカ太郎:体が「逃がすな!」って守りに入る感じですね。

海塩先生:そうですね。すると末梢の血管の抵抗が増えます。抵抗が増えると、同じように血液を送ろうとしたときに血圧が上がりやすくなるんです。

プカ太郎:寒い → 血管が縮む → 血圧が上がる。シンプルだけど、怖い。

海塩先生:この血圧の急上昇や血管への負担によって、循環器系のトラブルにつながりやすくなります。具体的には心疾患や脳血管疾患のリスクが上がる、という考え方ですね。

プカ太郎:なるほど。「寒いから風邪ひく」とかじゃなくて、血圧と血管の話なんですね。

海塩先生:そうです。だからヒートショックは「温度差があると危ない」というだけでなく、その裏にある「血管の反応と血圧の変動」を理解してもらうと、対策を立てやすいと思います。

プカ太郎:つまり、家の寒さって「気持ちの問題」じゃなくて、体の中でちゃんと“事件”が起きてる、と…。

海塩先生:そうなんです。こうした住まいの環境によって生じる病気を、私は「生活習慣病」になぞらえて「生活環境病」と呼んでいます。

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ヒートショックの盲点は「朝」

プカ太郎:ここまで聞くと、ヒートショックって「お風呂のときだけ」じゃなくて、日常の中でけっこう起こり得るんですね。じゃあ特に注意した方がいい時間帯って、いつなんでしょう?

海塩先生:さっきお話しした「布団から出た瞬間」もまさにそうなんですが、結論から言うと“朝”がいちばん要注意です。ヒートショックというと夜のお風呂のイメージが強いんですが、循環器系の事故が起きる時間帯には山が2つあって、1つが朝、もう1つが夕方〜夜にかけてなんですね。

プカ太郎:朝にも山があるんですね。そこ、見落としてました。

海塩先生:朝は、温かい布団の中から外に出るタイミングで急に寒さにさらされやすい。さらに、寝た状態から起き上がって動き始めるので、自律神経の活動も相まって血圧が上がりやすいんです。体が活動モードに切り替わるタイミングで、寒さの刺激も加わることでさらに血圧が急上昇する、ということですね。

プカ太郎:つまり「寒い部屋に出る」だけじゃなくて「起き上がる」もセットで効いてくる。

海塩先生:そうです。夜のお風呂は「服を脱ぐ」「脱衣所が寒い」「浴室の出入りで温度差がある」など分かりやすい危険が多いので意識されやすいんですが、朝は寝ぼけた状態で無理に動き出してしまう。この状況は意外と見過ごされがちなんです。

プカ太郎:ボクも朝はしばらく寝ぼけてます。

海塩先生:それともうひとつ、朝にお風呂やシャワーに入る、いわゆる“朝風呂・朝シャン”の方は注意してほしいですね。朝は家の中がいちばん冷え込みやすい時間帯なので、そのタイミングで脱衣所や浴室の温度差にさらされると、ヒートショックのリスクが上がりやすくなります。

プカ太郎:今日めんどくさいから「明日の朝でいっか」ってやつ、危ないやつですね……。

海塩先生:そうです。やるなら、脱衣所や浴室をしっかり暖めるなど、朝こそ“温度差をつくらない工夫”を意識してほしいです。

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家の中にある「3つの温度差」

プカ太郎:朝のヒートショックが盲点だってわかってきました。こうなると、家の中ってどこに「危ない温度差」が潜んでるのか、全体像を知りたくなります。

海塩先生:そうですね。私がよくお伝えしているのが「3つの温度差」です。ヒートショック対策というと、お風呂や脱衣所など“特定の場所”に目が行きがちなんですが、温度差のパターンを整理すると、家の中のリスクが見えやすくなります。

プカ太郎:3つ!ポイントが整理しやすいですね。

海塩先生:はい。1つ目が「部屋間の温度差」です。居間は暖かいけれど、脱衣所や寝室、廊下は寒い。暖かい場所から寒い場所へ移動したときに、体が急な温度変化にさらされて負担がかかりやすくなります。私たちの調査でも、居間と脱衣所、居間と寝室の間で、平均して4℃くらい差があるといったデータがあります。

プカ太郎:平均で4℃。けっこう普通にありそうな数字が怖いですね。

海塩先生:2つ目が「朝晩の温度差」です。日本では、夜に暖房を切って寝る方が多いので、明け方にかけて室温がどんどん下がっていきます。家によっては10℃を下回って、5℃くらい、外気温に近いような状態になっているケースもあります。調査でも、朝と晩で平均して3℃くらい下がっている、といった傾向が見えています。

プカ太郎:家の中なのに、外みたいになってる・・・。

海塩先生:3つ目が「上下の温度差」です。同じ部屋の中でも、温度は均一じゃないんですね。暖かい空気は上にたまりやすいので、顔の高さはそこそこ暖かくても、床付近は冷えていることが多い。調査では、床上0mと1mの高さで、平均して3℃くらい差がありました。平均が3℃なので、もっと差がある家も当然あります。

プカ太郎:同じ部屋なのに“上は春、下は冬”みたいな。

海塩先生:まさにそういうことが起きています。ヒートショックは「お風呂だけ」ではなく、こうした温度差が日常のあちこちにあることが問題なんです。まずは自分の家の、3つの温度差がどのくらいかを知ると、対策の優先順位がつけやすくなります。

プカ太郎:たしかに。やるべき対策がクリアになりますね。

海塩先生:“低温や温度差にさらされることの積み重ね”が、気づかないうちに体の負担として溜まっていく状態を、私は「寒冷負債(かんれいふさい)」と呼んでいます。

プカ太郎:寒冷負債!たしかに自覚がないまま溜まっていくのがいちばん厄介ですね。

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ヒートショック対策の第一歩は「計測」

プカ太郎:「3つの温度差」って聞くと、ボクの家も怪しい気がしてきました・・・。でも正直、体感だけだと自信がありません。

海塩先生:そこがまさに大事なところで、感覚に頼りすぎないで「見える化」してほしいんです。住んでいると慣れてしまって、寒くても「こんなものかな」と思ってしまう方が結構います。だからまずは、温度計・湿度計で自分の家の“現在地”を知ることが第一歩になります。

プカ太郎:温度計って、ちゃんとしたのじゃないとダメですか?

海塩先生:そんなことはないです。1000円くらいのものでも十分役に立ちますし、目覚まし時計に付いているタイプでも構いません。大事なのは「測ってみる」ことですね。

プカ太郎:でも、どの部屋に置けばいいんでしょう。

海塩先生:できれば、よくいる部屋だけでなく、寝室や脱衣所など“温度差が出やすい場所”にも置いてみてほしいです。もう一歩踏み込むなら、瞬間の数字だけでなく、1日の中でいつ下がるのか、時系列で見るのが有効です。朝方に下がる家は多いので「何時ごろが一番冷えるのか」を知るだけでも対策の立て方が変わります。

プカ太郎:なるほど!体感じゃなく、データで家を見直すってことですね。

海塩先生:そうです。家の中の温度環境を“なんとなく”で済ませない。その習慣が、ヒートショック対策の精度を上げてくれます。

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大がかりな工事の前にできる、窓の環境改善

プカ太郎:温度計で見える化したとして、もし「うわ、うち寒いんだ・・・」ってなったら、次は何から手を付けるのが現実的ですか?大掛かりなリフォームはハードルが高い人も多いと思うんですが。

海塩先生:そうですね。大規模な断熱改修ができれば理想ではあるんですが、まず現実的に取り組みやすいのは「窓」です。家の中で熱が逃げやすい弱点の1つが窓なので、ここをブロックすると効果が出やすいと思います。

プカ太郎:具体的には何をすればいいんでしょう?「窓をなんとかしろ」は分かるんですが、やり方が色々ありそうで。

海塩先生:そうですね。窓対策は段階があります。いきなりリフォームに行かなくても、できることはあります。まずは「すき間」を減らすことです。窓まわりのわずかなすき間風でも、体感の寒さは強くなります。すき間を減らす工夫をするだけでもぜんぜん違います。

プカ太郎:へー!他の工夫も教えてください!

海塩先生:次に手軽なのはカーテンです。ポイントは「丈」と「種類」。床まで届く長さで、できれば断熱カーテンなど、厚手のものを使うと体感が変わりやすいです。

プカ太郎:「カーテンは床まで・厚手」ですね。

海塩先生:それでも寒さが強い場合は、“内側にもう1枚”です。例えば内窓を付けると、窓全体の断熱性が上がって、熱が逃げにくくなりますし、室内に冷たい窓の表面が露出しなくなることで冷えも防げます。さらにすきま風も減ります。工事が必要にはなりますが、効果を実感しやすいところです。

プカ太郎:窓って、やれることが“段階的”にあるんですね。

海塩先生:そうです。いきなり完璧を目指すより、まずはできるところから。窓まわりを対策するだけでも、家の中の温度差が緩和されて、ヒートショックのリスクを下げる方向に働きます。

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断熱改修の進め方は補助金と弱点探しから

プカ太郎:窓だけでもやれることがあるのは分かりました。でも、もう少し踏み込んで断熱改修とかリフォームって考えた方がいい人もいますよね。そのへんはどう捉えればいいですか?

海塩先生:そうですね。できるなら断熱改修は有効です。家全体の温度差を小さくしやすくなるので、ヒートショックのリスクを減らす方向に働きます。ただ一方で、費用の問題があるのも現実ですから「やる・やらない」を極端に考えるより、選択肢として整理しておくのがいいと思います。

プカ太郎:現実的には、やっぱりお金の壁が・・・。

海塩先生:そこは大きいですね。でも最近は、断熱改修やリフォームへの補助が手厚くなってきています。自治体によってまちまちではあるんですが、以前より選択肢として選びやすくなってきたのは確かです。家計を圧迫するような形ではなく、多少の自己負担で「できる範囲から」取り組めるケースも増えています。

プカ太郎:じゃあ、調べる価値はある、と。

海塩先生:ありますね。特に窓の改修などは補助の対象になることも多いので、まずは情報を集めてみるのがいいと思います。大事なのは「全部一気にやらなきゃ意味がない」と思わないことです。

プカ太郎:全部やろうと思うと急に重くなるやつですね。

海塩先生:そうです。優先順位をつければいい。例えば、脱衣所や寝室など“冷えやすくて、体に負担がかかりやすい場所”から手を入れる。あるいは、先ほどの窓のように“熱の出入りが大きい弱点”から押さえる。そういう考え方で進めると、対策が現実的になってくると思います。

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海塩先生の自宅での工夫 〜18℃と湿度管理〜

プカ太郎:ここまで聞くと「ちゃんとやれば防げることも多いんだな」と思う一方で、正直、生活の中で続けられるか不安もあります。海塩先生ご自身は、ご自宅でどんな工夫をしているんですか?

海塩先生:私はこういう研究をしているので、1年を通して各部屋の温湿度を見える化していますし、冬は室温を18℃以上にするように心がけています。

プカ太郎:18℃を目安にすると「今日は大丈夫かな?」が判断しやすくなりますね。

海塩先生:あと、温度だけじゃなくて湿度も大切です。湿度が高いと体感温度が上がるので、冬は加湿も含めてコントロールするようにしています。

プカ太郎:湿度で“体感”が変わる、と。

海塩先生:そうです。私は温度を下げずに湿度を上げるために、蒸気式の加湿器を使っています。沸騰させて蒸気を出すタイプですね。

プカ太郎:温度と湿度、両方を見て整える感じなんですね。

海塩先生:はい。室温を上げることに加えて、体感として冷えを感じにくい環境にしていく。その積み重ねが、家の中のリスクを減らすことにつながると思っています。

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家は「暮らす場所」から健康インフラへ

プカ太郎:ここまで伺うと、ヒートショック対策って、まず状況を把握して、できる手から整えるのが大事なんだなと思いました。最後に、読者にいちばん伝えたいことは何ですか?

海塩先生:やっぱり「まず現在地を知りましょう」ですね。今、自分の家は何度なのか。どの時間帯にいちばん下がるのか。リビング以外の部屋は何度なのか。ここが分からないままだと、対策もしにくいんです。

プカ太郎:たしかに、体感だけだと「寒くないつもり」になっちゃうこともありますしね。

海塩先生:そうなんです。だから、温度計や湿度計で“見える化”してほしい。高価なものでなくても、1000円くらいで買えるものもあります。家の中の温度を、当たり前にモニタリングする文化が広がってほしいなと思っています。

プカ太郎:家にセンサーがあるのが普通、みたいな。

海塩先生:はい。そしてもう1つ大きいのは、これから独居の高齢者が増えていくということです。家の中で体調を崩しても、同居者がいれば早めに気づけますが、一人だと発見が遅れてしまうケースもあります。

プカ太郎:それ、怖いですね・・・。

海塩先生:だからこそ、家は「暮らす場所」だけじゃなくて、健康を守るインフラにならなければいけないと思っています。住環境を見える化して整える。さらに将来的には、体の状態も日常的に把握して、少し危ない兆候があれば、住環境側もそれに合わせて調整できる。そういう方向に進むと、リスクは下げられるはずです。

プカ太郎:ヒートショック対策って、家電や設備の話に見えて、実は「命を守る仕組み」なんですね。

海塩先生:そうですね。大がかりなことの前に、まずは「今、家がどうなっているか」を知る。そこから始めると、やるべきことの優先順位が分かってくると思います。

プカ太郎:海塩先生、本日は貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました!

 

 

 

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