■ヒートショック予報って何?

みなさんは、「ヒートショック予報」もう見たことありますか?

ヒートショック予報とは、日本気象協会と東京ガスの2社で共同開発した予報で、10月~3月の間提供を実施しています。

天気予報から想定される、標準的な住宅内の温度差などに基づき、ヒートショックのリスクの目安を「警戒」「注意」「油断禁物」の3ランク、5種類のアイコンでお知らせしてくれるの!

日本全国約1900地点の7日先までの予報を、パソコンやスマートフォンで見ることができて、天気予報専門メディア「tenki.jp(てんきじぇーぴー)」で配信されるので、配信期間中にはぜひ確認してみてね!
(URL:https://tenki.jp/heatshock

heatshockforecast
出典:一般財団法人日本気象協会 tenki.jp
こちらのSTOP!ヒートショックサイトのトップページからも配信ページに行くことができるので、チェックしてみてくださいね。

※ヒートショック予報は毎年10月-3月のご提供予定です。
※都合によりご提供時期が変更、あるいは中止になる場合もございます。ご了承ください。

 

■ヒートショック予報をお風呂に入るまえにチェック

ヒートショック予報をお風呂の前に確認する習慣をつけておくと、「あ!お風呂場を暖めなきゃ!」と思いだせるから、良いわよね!

私は、遠くに住んでいる両親がいるので、「今日のヒートショック予報は警戒だったよ!」なんていうメッセージを送ることもしばしば。

両親もお風呂が大好きだから、いつまでも楽しくお風呂に入ってほしいのよね。

ヒートショック予報を毎日見る習慣があると自分たちも対策しなきゃと思うし、周りの人にも注意喚起してあげなきゃと思うようになるからおすすめよ!

「警戒」ではなくても意識を高めて日々対策するようにしてくださいね。

 

ヒートショック予報を開発した、日本気象協会と東京ガスの人たちも、「大好きなお風呂にもっと楽しく安全に入ってもらいたい!」という思いがあって、サービスの提供に至ったんだって。

お風呂好きが多い日本にとって、お風呂を「安全に」かつ「楽しんで」入ってもらうことってすごく大切なことだよね。

ヒートショック予報の提供にあたって、日本気象協会は自社の保有する指数情報の開発技術を用いて、気象予測データからヒートショックのリスクのランクを算出、東京ガスは、生活者の入浴事情や住宅、暖房設備に関する知見を活かし、室温環境に関する検討を行ったそう。

ヒートショック予報は、気象と住宅周りそれぞれの知見が集まって、生活者に安全を届けたい思いが揃って開発されたものなんだね。
ヒートショックと入浴について、もっと知りたくなった人はこちらの記事もぜひチェックしてみてね!
(URL:https://heatshock.jp/column/bathing/

 

■安全に気を付けつつも、お風呂を楽しもう

ちなみに日本では、前回の東京オリンピックの際にユニットバスが開発されたそうよ。
ホテルを中心に、新しいタイプの入浴設備が導入されていったのね。

また、入浴には欠かせないシャワーも、ホテルから普及が始まったみたい。

そのころの一般の人には、入浴時のシャワーはまだまだ遠い世界の存在だったのかもしれないわ。薪で沸かしていたお風呂からは、ずいぶん進化しているわね。

それから、昭和30年代にできた粉シャンプーは、女性にとても評判が高かったようなの。
その前は石けんで髪を洗っていたのだから、当時の入浴文化としては画期的な変化よね。

粉シャンプーは、チューブタイプを経て、液体シャンプーへと変わっていった様子。

髪を洗う回数はそれまでは月に1~2回という人が多かったようなのだけど、5日に1度程度に増えていったみたい。

入浴も、色々な文化や技術変化を受けて発展しているのね。

そんな素敵な入浴文化を、ヒートショックに気を付けて、これからもみんなで楽しみたいわ。

 

■ヒートショック予報以外にも天気にまつわる情報はたくさん

ヒートショック予報を東京ガスと共同開発した日本気象協会では、ヒートショック予報のほかに、「睡眠指数」や「洗濯指数」、「アイス指数」など色んな指数情報を出しているそうよ。

季節性のある指数情報もたくさんあるので、みんなものぞいてみると面白いかも!

 

毎日、お風呂に入る時間ってとっても幸せ。

私は、今日はゆずの入浴剤をいれようかしら!香りに包まれてお風呂に入るとリラックスするわよね。みなさんも、長湯にならないようにしながら楽しいバスタイムをすごしてくださいね。

それでは、また次回お会いしましょう♪

 

※注意:お住まいの構造や設備、個人の体調などによって、健康への影響は異なります。「ヒートショック予報」でリスクが低いと表示されていても、ヒートショックなどの入浴事故が起こらないことを示すものではありません。入浴時には浴室や脱衣室を暖めるなど、温度差を少なくして過ごすことをおすすめします。

 

 

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