今回インタビューする小川先生は、誰もが住み慣れた地域で暮らし続けるための方策や、高齢者の幸せのあり方などをテーマに研究に取り組んでいるそう。

講演会看板

この冬開催された、UTYグループ(山梨県)「ヒートショック対策を考えるキャンペーン」特別講演会の内容もヒートショック対策を知る上で、とってもためになったんだよ。

直接ヒートショック対策についてお話を聞いてみよう!(プカ太郎、以下プカ)

 

 

 

 

 

(1) ヒートショックは、入浴中以外にも起こることはあるのでしょうか?(プカ)

 

小川まどか先生(以下、先生):「洗濯物を取り込みにベランダに出たらくらっとした」、「トイレに夜中起きて、パジャマ一枚で出たら、北側の寒いトイレで失神した」など、ヒートショックは入浴以外にももちろん起こることはあります。

見逃しがちなのは、廊下

リフォームして部屋は暖かくなったが、廊下が変わらず寒いと悩んでいる方は多くいます。

 

急激な温度変化があれば誰でもその影響を体に受けますが、体への負荷は日々蓄積されていくので、

いつもと同じことをしているつもりでも、高齢になるほどダメージを受けうけやすくなります。

例えば玄関に行こうと”ちょっと”廊下に出るだけでも危険なことがあります。

廊下や脱衣室も、床暖房やパネルヒーターなどで暖めてヒートショック対策をしましょう。

 

プカ:そうなんですね…やはりおうち全体を暖かくするのがとっても大切なんですね!

 

 

(2) ヒートショックは、やはり高齢者が一番気を付けるべきしょうか?(プカ)

 

先生:若い方でもヒートショックの影響を受けることはあるので、高齢者に限らずどの世代でも気を付けてほしいです。

ヒートショックと関係する血圧は、一般に老化とともに上昇すると言われますので、特に中年期頃からは注意してください。

日頃の自分の血圧変動のパターンについて把握するために、1日の中でタイミングを決めて血圧計で測って記録してみるといいですよ!

血圧の変化がしやすい、毎食後、入浴・・・など自分ができる範囲で測定していきましょう。

上がり下がりが激しいところを自分で知るのは重要です。

まずは一か月毎日血圧を測ってみてください

ストレスや温度環境などの要因によっても、血圧は大きく変わるんですよ。

 

プカ:自分の血圧変動のパターン、たしかにわからないなぁ。

身近な人とにも声をかけて、一緒に測ってみようっと。

 

小川まどか先生笑顔

 

(3) 特に高齢者がヒートショックに気を付けるべきシーンはどんな時ですか?(プカ)

 

先生:常に厳重警戒で臨んでほしいと思います。

おうちの中はどうしても油断してしまうことがあるので、日々気を付けることが重要です。

 

プカ:確かにおうちだと気が緩んでしまうこともあるなぁ…ぼくも気を付けます!

 

 

 

(4) ヒートショックは対策できる現象でしょうか?(プカ)

 

先生:家の中で起こるヒートショックが関係する事故については、対策できる可能性は高いと思います。

本格的な断熱リフォームが理想的ですが、手軽にできるものだと、ペアガラスの窓への交換内窓を取り付ける二重サッシがおすすめです。

どちらも冷たい外気の侵入を遮り、室内の暖気を逃しにくくする断熱効果に加えて省エネ効果も高まりますし、窓が冷たくなりにくく快適にもなります。

今すぐできることで言えばカーテンを閉めること!

これだけでも室内の暖気を外に逃さない効果があるのであなどれませんよ.

 

プカ:カーテンにそんな効果があったなんて!これからはきちんとカーテンを閉めようっと。

 

 

(5) リフォームする際のポイントはありますか?(プカ)

 

先生:寒いと感じない暮らしづくりのために、家の中の温度を知ることが重要です。

家の中をまんべんなく暖められるようにすること、

何時くらいはここの場所寒いな、この時間からは廊下のヒーター必要だな、

など自分が暮らしていく中で過ごす場所の温度を把握してから、何が必要か考えてみましょう

 

 (6)最後にメッセージをお願いします!(プカ)

 

先生:家はなかなか取り換えのきかないものなので、家と共に老いていくときに、老化に合わせた家のつくり方にする必要があります

今のあなたの体の状態はお医者さん、おうちについてはリフォームメーカーと共に相談しながら、健康に生活を送ってくださいね。

 

プカ:先生、ありがとうございました!

小川まどか先生