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ヒートショックを学ぼう!

ヒートショックについて、専門家の先生やゆずおねえさんが解説しています。

総合診療医の矢吹先生にヒートショックについて聞いてみました【Vol.04】

矢吹 拓先生

様々な専門医と連携を取りながら、多種多様な症状を抱える患者さんと向き合う総合診療医の矢吹拓先生に、ヒートショックに関する素朴な疑問や医師としてのご意見を伺いました。

矢吹 拓先生のプロフィール

独立行政法人国立病院機構  栃木医療センター 内科副部長・内科医長。 群馬大学医学部卒業。前橋赤十字病院、国立病院機構東京医療センター総合内科を経て、2011年より国立病院機構栃木医療センター内科で総合診療医として勤務。 協力:一般社団法人日本プライマリ・ケア連合学会 (https://www.primarycare-japan.com/news-detail.php?nid=426)(※掲載当時のものです)

意外と知られていないヒートショックの事実。

プカ太郎:冬の入浴やトイレ以外で、ヒートショックに気をつけた方が良い場所ってありますか?

矢吹先生:ヒートショックの95%は家の中で起こるので、やっぱり家の中が一番気をつけるべきですね。

プカ太郎:やっぱり家なんですね。

矢吹先生:これまでの統計を見るとヒートショックは家の外だと少ないです。敢えて家の外で心配な場所を挙げるとすると「冬の露天風呂」ですね。

プカ太郎:なるほど!湯船の中と外気の寒暖差が大きいですもんね。

矢吹先生:寒い冬は温泉旅館やスーパー銭湯などに行く機会が多くなりますが、ご高齢の方は、露天風呂を避けて室内のお風呂に入る方が安全です。

プカ太郎:ボクのおじいちゃんにも言っておきます!

矢吹先生:ちなみに老人ホームや病院だと浴室事故はあまり起こっていません。施設側がしっかり対策をしているからだと考えられます。

 

 

プカ太郎:意外と知られていない、ヒートショックが起きるパターンってありますか?

矢吹先生:ヒートショックとは若干異なるかもしれませんが、特に男性の方は、トイレで立っておしっこをした直後に倒れるケースがあります。

プカ太郎:そうなんですね!

矢吹先生:前回もお話させてもらいましたが、おしっこをすると血圧が下がります。特に男性は立ったままおしっこをする方が多いので、血圧が下がって、フラッとそのまま倒れることがあるんですよ。

プカ太郎:ヒートショックに関することで、世間で誤解されていることってありますか?

矢吹先生:老人ホームなどの施設でたまに「血圧の高い方はお風呂に入れません」という張り紙を見ることがあるのですが「なんで血圧の高い方だけ?」と思います。

プカ太郎:どういうことですか?

矢吹先生:血圧が高い方だけでなく低い方も、ヒートショックも含めたお風呂の事故リスクが高いんですよ。

プカ太郎:そうなんですか!?

矢吹先生:お風呂に入浴すると血圧は下がります。もともと血圧の低い人が、お風呂に入ってさらに血圧が下がる。これも危険なんですよ。

プカ太郎:そう考えると納得です。

矢吹先生:なぜか血圧の高い方にだけ注意喚起されていますが、むしろ危険なのは血圧の低い方かもしれませんよ〜。

プカ太郎:これは声を大にして世間に広めていきましょう!

 

~【Vol.5】に続く~

 

 

 

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