■ヒートショックとは?

復習になりますが、ヒートショックとは、「暖かい部屋から寒い部屋への移動など、温度の急な変化が体に与えるショック」(※三省堂国語辞典第七版より)のことになります。

ヒートショックは下記のような状況で起こる可能性があります。

●リビングなど暖房の効いた暖かい部屋にいる

●暖かい部屋から、寒い脱衣室へ移動する

●(衣類を脱いで)さらに寒い冷え切った浴室に入る

●体が冷え切った状態から、熱いお湯につかる

●温まった体で、寒い脱衣室に戻る
*「ヒートショックとは」をよりわかりやすく伝えている動画はこちらからご覧ください
https://heatshock.jp/movie

 

■ヒートショックの対策は身近なことから!

では、このようなヒートショックに関して、対策はどのように行っていけばよいのでしょうか。
ヒートショック対策の7つのポイントをお伝えしますので、ぜひ取り組んでみましょう。
ポイント①
対策として、まずは、入浴前の湯はり時に、浴室を暖めましょう。ヒートショックは温度差が原因となるため、やはり入浴前に余裕を持って浴室を暖めておくことがポイントです。お風呂を沸かすときに、浴室暖房乾燥機をONにする習慣がつくとヒートショック対策になりますね。

ポイント②
次に、脱衣室も事前に暖めておきましょう。浴室と脱衣室の温度差も、ヒートショックにおいて注意が必要になります。こちらも、対策するために、入浴前にしっかりと暖房をいれておきましょう。脱衣室用の暖房もたくさん種類がありますが、安全性を考えると、天井や壁上部に設置できるようなものがよさそうです。

ポイント③
3点目は、お風呂のお湯はりの温度です。お風呂を沸かす際には、41度以下に設定しましょう。自動お湯はり機能がある給湯器なら、リモコンで設定が可能です。また、温度計を使って自分で調整するのもよいですね。一緒に住んでいる家族の中に高い温度に設定したい人がいる場合も、ヒートショック対策のためということで声をかけましょう。

ポイント④
続いて、入浴前には家族に一言かけましょう。先ほどの湯温の設定と同じように、一緒に住んでいる家族の中で声をかけ合っていくことで、何かあった場合にも助け合うことができそうです。離れて暮らす家族では、ヒートショックを気にして、入浴の前後で電話やメールをし合う、ということも聞いたことがあります。ヒートショック対策をきっかけに、家族とのコミュニケーションが増えると、さらによいですね。

ポイント⑤
5点目は、入浴前に水分を取ることです。入浴していると、意外と知らない間に汗をかいています。入浴後に牛乳を…というのは昔ながらの習慣でやったことがある方もいるのではないでしょうか。入浴前にも水分を取っておくことで、熱中症(熱いお風呂に長時間入ると熱中症になる恐れもあります)などの予防にもつながります。麦茶など、体にやさしい飲み物を選んできちんと対策していきましょう。

ポイント⑥
次は、入浴中の対策ポイントです。いきなり湯舟に入らず、かけ湯をしてから入りましょう。銭湯や温泉では、体を洗ったりかけ湯をしてから湯舟につかりますよね。普段の入浴でも、かけ湯をして体をお湯に慣らすことがヒートショック対策につながっていきます。湯舟のお湯やシャワーで、手足からお湯をゆっくりかけ、体を入浴に向けて準備しましょう。

ポイント⑦
対策で気を付けたい点の最後は、入浴時間です。入浴時間は、10分以内にしましょう。気持ちの良いお風呂は、ついつい長居してしまうかもしれません。のぼせないようにも、なるべく10分以内にあがれると安心ですね。41度のお湯に10分しっかりと浸かることで、体もリフレッシュできそうですね。

 

■7つのポイントを気軽に確認

ご紹介したヒートショック対策は、動画でも詳細をご覧いただけます。
https://heatshock.jp/movie

「ヒートショックとは」の動画も併せてご覧頂き、ぜひ理解を深めてくださいね。

 

■お風呂タイムのポイント

今回は、ヒートショック対策の7つのポイントをお伝えしました。
温度差に気を付けて入浴前・入浴中に少しヒートショック対策を取り入れることで、楽しいお風呂の時間が過ごせそうです。

また、自分だけでなく家族や友人・知人にも情報共有をすることで、更に安心が広がっていきます。
ぜひ、身近な方にもお話してみてくださいね。

 

※全体参考消費者庁ニュースリリース「冬季に多発する入浴中の事故に御注意ください!」平成30年(2018年)11月21日より